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「経営計画」は、社長が経営の良否を判断する基準となるものです。経営計画を経営に役立つ「生きた計画」とするには、社長の想い(経営理念)に基づく具体的な経営方針と数値目標を作成することが必要です。 社長が経営計画を立てることは、社長自身の強い動機付けとなり、また社員が業務を行う上での道標となります。 〇「生きた経営計画」にするには? 経営者の中には「計画よりも売上が大事」「経営計画を作成してもその通りにならない」というお考えの方も少なくないと思います。経営計画が、単なる数値の羅列ではなく、「生きた計画」として活用されるためには、社長の想い(経営理念)を実現するための具体的な方針や方向性、戦略を「経営方針」としてまとめ、さらにそれを数値目標に落とし込み、経営計画に盛り込んでいかなければなりません。 従来の仕事の踏襲だけでは事業は衰退してしまいがちです。経営者自らが新しいことへチャレンジする姿勢も織り込みましょう。 〇"社長の想い"を実現するための具体策を書き出そう! 経営方針を策定する際には、「基本方針」(例:顧客第一主義、重点主義など)「商品・サービス」「得意先・顧客」「販売促進」「新商品・新事業開発」「内部体制」などの項目について、どのような活動によって、経済的な価値を生み出し、顧客に提供していくのかを検討し、具体策を盛り込むようにします。 社長の頭の中にあるプランを書き出し、明文化しましょう。その際の着眼点を以下に挙げておきます。
具体的な考え、戦略が明らかになったら、どのような商品をどこに(顧客)どのように(営業活動)いくら(価格)で何個(数量)売ればよいか、数値の目安が付きます。「数量×単価」にまで落とし込み、自社の固定費を賄うだけの粗利益はいくら必要かがわかれば、次のステップとして数値計画として落とし込んでいくことになります。 社長自らが考え抜いた経営方針を明文化し、数値とともに社員と共有化することで、社員が目標達成に向けて動機付けられ、いわば「経営計画」が「生きた計画」になるのです。 ※詳しくは、笠原会計事務所まで、お気軽にお問い合わせください。 |
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