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「コストは少なければ少ないほど良い」。そのように考える経営者もいるのではないでしょうか。しかし、経営をする上で様々なコストが発生するのは当然のことです。「どんな活動にどのくらいの経営資源を投じるか」を適切に判断することが、経営者の役割といえます。
「コストとは何か」を考える際のヒントとなるのが、ドラッカーの次のことばです。 「コスト管理の最も効果的な方法は、業績をあげるものに資源を集中することである。コストといえども独立して存在しえない。少なくとも意図としては業績をあげるために発生している。したがって問題はコストの絶対額ではない。対業績比である。」 つまりコストの発生そのものが問題なのではなく、そのコストがどの程度業績に貢献しているのかを分析する「成果管理」が重要なのです。無理にコストを削減しても、それが原因で業績が落ちては本末転倒です。業績をあげるチャンスがあれば経営資源を投入するという発想が大切です。 ●「コスト管理4分類」と「コスト管理の5原則」 コストを成果管理として分析するために、まず「コストの種類」を把握した上で、「コスト管理の原則」に沿って考えてみましょう。 ドラッカーは、コストを事業活動の側面からとらえると、➀生産的コスト、②補助的コスト、③監視的コスト、④浪費的コストの4つに分類できるとしています(下図「コスト管理4分類」)。 次にコスト管理の際の視点について、ドラッカーは「コスト管理の5原則」を紹介しています。
【適切なコスト管理のための今月の質問】 Q1.業績への貢献度という視点で、すべてのコストを見直しましたか? Q2.業績への貢献度が低いコストがあった場合、どのように削減しますか? ※詳しくは、笠原会計事務所まで、お気軽にお問い合わせください。 |
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