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経営者の方なら誰でも自社の「利益」を気にすることでしょう。「今期の我が社の利益は良かった」あるいは「来期はもう少し利益を上げるようにしないと」という具合に。では、そもそも「利益」とはどのように計算されるのでしょうか。 「利益」と「収支」 企業会計では、利益を計算するときには売上や費用は「発生主義」で計上します(売上の計上の仕方は厳密には実現主義といいますが、ここでは広義の発生主義とします)。発生主義とは、売上や費用の認識を現金の収支にとらわれず、発生した時点で計上する損益計算の方法のことをいいます。たとえば、売上は商品の受け渡しが完了したときや請求したときなど売上の事実が発生したときに計上し、実際に現金が入ってきているか否かは関係ありません。費用も同じように支払ったかどうかに関係なく、発生の事実に基づいて計上します。 この発生主義に対して、現金の収支という事実に基づいて計上する方法を「現金主義」といいます。 企業会計では発生主義によって売上や費用を計上して「利益」を計算するため、売上や費用が計上された時点と実際に代金を受け取ったり支払ったりする時点にはズレが生じます。これが「利益」と「収支」は違うというゆえんです。
キャッシュフローとは現金の流れのことをいいます。つまり、企業の事業活動から実際に得られた現金の収入から外部に支払った支出を差し引いた結果手元に残る現金の流れのことで、キャッシュフロー経営とは利益以外に現金収支を重視した経営管理を行って、会社が実際に使えるお金をどうやって増やすかを考える経営のことをいいます。
会社の資金が不足したときは、どうしても借入れに頼らざるをえません。借入れの際には金融機関からの借入れを検討する会社が多いでしょうが、では、金融機関は会社のどこを見て融資実行の判断をするのでしょうか。 (1)金融機関が行う格付けのポイント
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